働くママの座談会
Member
ダイバーシティ
働くママの座談会メンバー
石川真奈美 2002年入社 栃木ヶ丘ゴルフ倶楽部
セクションマネージャー

マネジメント室で総務、
経理を担当
6歳のお子さんの母
2016年に産休・育休を取得し2017年に復帰し時短勤務を利用

橋本舞 2014年入社 鹿沼カントリー倶楽部
セクションマネージャー

セールス・マーケティング部でレベニューマネジメントを担当
2022年12月現在妊娠8か月

梅津里美 2014年入社 鹿沼グループ本部・
東京事務所チーフ

人事部として新卒採用やキャリア採用を担当
1歳のお子さんの母
2021年産休・育休を取得し2022年に復帰し時短勤務を利用中

石川かえで 2017年入社 鹿沼72カントリークラブ
チーフ

マスター室でキャディマスターを担当
9歳のお子さんの母

司会(荒川 磨理):皆さま本日はありがとうございます。働くママとして仕事と家庭と大変なこともあったかと思いますが、ざっくばらんに話しが出来たらと思いますので、よろしくお願いします。

なぜ、産休育休を取って会社に復帰したいと思ったのですか?

梅津里美:経済的な理由はもちろんありましたが、職場の環境が良かったのと、職場の人たちが好きだったから、今後も一緒に仕事をしていきたいと思って復帰を選びました。

橋本舞:会社が、出産と育児を経験する働くママを応援してくれるからです。妊娠中も仲間や先輩から気遣いや声掛け、そしてフォローを沢山していただき、有難かったです。安心して産休育休を取得しようと思うことができました。育休中は子供との時間をしっかり取り、また復帰してこの職場で働いていきたいと思っております。

会社に復帰をしていかがでしたか?

石川真奈美:「戻ってきてくれてありがとう」という雰囲気があったのが嬉しかったです。自分が役に立てるという気持ちはとても励みになります。また周りの理解があり、とても有難かったです。

梅津里美:一緒に働く先輩が働くママなので受け入れてもらえています。雰囲気が良いので仕事がしやすいです。 良かったことは自分の時間が取れることです。母親ではなく社会人の自分になれることが嬉しく感じます。勿論子供はとても可愛いのですが、少し離れることで気分がリセットされて、また子育てを頑張れます。それから、職場の子育て先輩ママに相談したり、子育ての会話が出来て楽しいです。

橋本舞:鹿沼CCは支配人が女性なので理解があります。子育ての先輩がいるのも存在として大きいです。雰囲気はとても良いです。

石川かえで:前の部署も今の部署も直属の上司(男性)にお子さんがいたので、とても理解がありました。以前勤めていた会社は「また?」って雰囲気があり対応は最悪でした。鹿沼72は理解があって、今まで働いてきた会社の中で一番良いです。

仕事を続けて良かったと感じることはありますか?

石川かえで:コロナの前の話しですが、会社の行事に息子を連れてくるとみんな歓迎してくれて嬉しかった。働く職場を息子に見せることが出来る環境も良いです。また、今は役職をつけていただき、責任は感じますが働き甲斐があります。

石川真奈美:来場されたお客様に復帰後にお会いしたときに「戻ってきたんだね」「待っていたよ」と言ってもらえてうれしかったです。

梅津里美:入社1年目の研修も担当しているため、準備が大変なこともありますが会社に来ることで気分転換もできて、とても楽しく働かせてもらっています。社会に戻ってこれたという喜びもあります。

司会:育児との両立は大変ですものね。そんな中会社に戻ってきて楽しいと言ってもらえてよかったです。

これからやってみたい仕事や、チャレンジしたいことはありますか?

石川かえで:自分の部署以外の様々な部署を体験してみたいです。周りを知ることで、自分の業務がレベルアップすると感じるからです。また、周りを巻き込む力を身に着けて、チームワークを大切にして仕事をしていきたいです。

石川真奈美:マネジメント室という業務上、スタッフの方たちに何でも気軽に相談してもらえる存在になっていきたいです。まだ経験不足ですが、石川さんなら安心して相談できるといってもらえるように、経験を積んでいきたいです。

橋本舞:実際に復帰したときに、子育てママの先輩として気軽に相談できる、話しを聞いてあげられる存在になりたいと思っています。

ゴルフ場の仕事で、働くママだからこそ、自分を活かせることが何かありますか?

梅津里美:採用担当なので、学生さんに子育てをしながらでも働けるということ、子育てをしながら仕事する楽しさ、自分を含めて他スタッフとの働き方など、色々な働き方があることを伝えていきたいです。

橋本舞:子育てが日常に入ると、働く時間が限られてきます。より一層効率をもとめられるのではないかと思います。自分がキャパオーバーにならないような働き方を模索していきたいです。それによって業務の効率化や改善について、今までとは違う視点で働いていけるのではと感じております。

石川真奈美:若手の女性スタッフに、自分の働く姿を見て「石川さんのように働くママになってみたい」「子育てをしながら楽しんで仕事をしていていいな」と勇気を与える存在になっていくことが目標です。

石川かえで:女性のスタッフへ「子供を産んでもしっかりと戻ってくる場所がある」ということを伝えていきたい。鹿沼グループでは、子供を産んでも仕事をしっかりして成果を出せば役職もつくし、評価もしっかりしてもらえます。自分の姿を見せることで安心して働いてもらいたいと思っております。

それでは皆さん、今後結婚、出産を経て働き続けたいと思ってくださる方へ一言お願い致します。

橋本舞: 歴代の先輩が色々と築いてくれたので、職場の雰囲気も良く、安心して働ける会社だと思います。安心してください。今後もこのような会があると不安がなくなるし安心するので、今後も続けてもらいたいと思います。

石川かえで:会社によっては子供がいると役職をつけたり、仕事を任せたりしないところもあるかもしれませんが、今回チーフという役職をつけていただき有難く思っています。不安なところもなく安心して働ける会社だと思います。

梅津里美:子育てとの両立は大変だが、とても理解のある会社だと思う。新卒採用の立場として、結婚、出産、子育てをしながらでも働ける会社ということを学生の皆さんにも知ってもらいたいです。また、誰もが挑戦できる環境なので、色々な経験が出来ると思います。

石川真奈美:結婚しても出産しても働いていく時代になっている。役職を頂けることもそうだが、女性だからとかではなく、自分の仕事を見てくれる会社だと思います。安心して何でも話しができる会社だと思います。お互い成長していきましょう。

司会:SDGsプロジェクトでこのような機会を今後も持ちたいと思います。本日はありがとうございました。

【司会】 荒川 磨理 1996年入社 鹿沼グループ マーケティング広報部 部長

【プロフィール】
鹿沼グループへ入社し栃木ヶ丘ゴルフ倶楽部総務経理部に配属。チーフ昇進後、女性活躍推進のために発足したチーフ以下の女性のみのプロジェクトリーダーを務め、女性目線でのサービスを導入。結婚、妊娠後、総務経理の立場であったことを活かし、制度をしっかり確認した上で育児休暇制度利用。第一子が一歳になる誕生日まで育休を取得。当時は、出勤時間が早く、休みも少なかったため女性は妊娠を機に退職してしまうことが多い中、鹿沼グループで初めて産休育休取得後に正社員として復帰。鹿沼グループ経営企画マネージャーを経験し、2022年マーケティング広報部・部長に就任。

【コメント】
育児と仕事の両立は大変なことも多かったが、この15年の間に会社の仕組みもどんどん変わり、時短勤務や年間休日の増加やオンラインMTGの導入等、子育てしながら働きやすい環境に変わってきました。当グループの役職者の女性比率も30%になり更に活躍できる環境となっています。これから結婚・妊娠・出産を経験するスタッフや、育児中のスタッフをバックアップできる体制作り、そして今回実施した座談会のような交流の場を通して働く女性の活躍の場をもっと増やしていきたいと考えています。